希望がこの手をすり抜けてゆく
なのに得るものは何も無くて
悲しみ 空虚感 それだけが溜まってく
それでも必死にもがいて天を仰ぎ
叫びを神に 絶叫を悪魔に
ただ 捧げてる
心に 身体に 全てに
望みをどうか見つけよう
ひたすらに腕を伸ばして
希望の子をこの手に抱きたい
けれど希望はすり抜けてゆく
虚しさだけが笑う腕を
絶望の闇が抱きに来た。
どうしてこの世はこうなのか
どうしてこんなに生き難い
問うた声は虚空に消えてただ嘲笑う
響いた声がその存在を
ただただ認めてくれるだけ
それさえ嘲りにしか聞こえない
bud 私は蕾
地上の全てに希望を抱き
私は胸熱く芽を出した
bud 私は蕾
けれどそれは裏切った
希望はもはやどこにも無い
bud 私は蕾
これから私は花咲くだろう
絶望に彩られた美しい華を
絶望こそが美しい。
望んだのは私
望ませたのは全て
希望という名の魔法使いが
私に夢を抱かせ裏切った。
希望がこの手をすり抜けてゆく
失うのに得るものは何も無くて
恐怖 憎しみ それだけに染め上がる
それでも必死に天を仰ぎ
涙を神に 嗚咽を悪魔に
ただ 捧げている
魂に 精神に 全てに
願いをどうか見つけよう
ひたすらに周りを掻き毟り
希望の子をこの手に抱きたい
けれど希望は留まらない
虚しさだけが笑う空間を
絶望の闇が包みに来た。
どうしてこの世はこうなのか
どうしてこんなに辛辣なのか
問うた声は虚空に消えてただ嘲笑う
響いた声がその存在を
ただただ信じてくれるだけ
castle 私は城
築いたものの死に絶えた
誰もいない空虚な箱
castle 私は城
栄光に輝いたあの瞬間を あの時を
希望よお願い現在に返して
castle 私は城
これからも私は一つたたずむだろう
絶望だけが住まうこの時を
絶望だけが裏切らない
望んだのは私
望ませたのは全て
希望という名の魔法使いが
私に夢を抱かせ裏切った。