遠くに聞こえる車の音や貨物列車の走る音を掻き消す風の中で、彼らは手を差し伸べた。
 向ける笑みは共犯者への誘い 
 紡がれる言葉は普遍との別れ

『ようこそ、別面世界
(アストラル・プレイン)へ』

 異口同音に彼女を誘うその言葉に、
 異能の力を得た少女は、微笑んだ――――

聖魔女術(ウィッチクラフト)の本を片手に

    

第一章 『そう、それが始まり』    
01 「面白いじゃない。」 H19 03/03
02 「あんたも魔女だろ?」 H19 03/03
03 「貴様は――――何者、なんだ・・・?」 H19 03/03
04 「さぁ? どうかしら。自分なんて、結局誰にもわからないものでしょう?」 H19 03/26
05 「どういう意味よそれ」 H19 05/06
06 「普通じゃないけど、ごくごくありふれた女子高校生よ。」 H19 06/18
07 『ようこそ、別面世界(アストラル・プレイン)へ』 H19 06/25
第二章 『異物と異質者』    
08 ・・・それは俺たちの取るべき責任か・・・?」 H19 08/06
09 「……ミーラ…相変わらずの毒舌だな。」 H19 11/26
010 「人…あのヒトが人ねぇ…」 H20 05/12
011 「…うわぁ。」 H20 05/19
012 「貴様、今度はどんな問題を起こした。」 H20 06/02








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